「幽遊白書」の心に残る名言16選！泣ける感動の名セリフやかっこいい名セリフを紹介！

「戦争もいい国と悪い国が戦ってると思ってた」と話す仙水。何事にも善悪があると信じ生きてきた仙水ですがそうではなく、自分が守ろうとしていたモノさえ善ではなく悪だった。自分がしてきたことがわからなくなります。 本作品の中でも仙水忍という人間は最も人間らしい感性の持ち主だとわかる名台詞ですよね。人間を憎む仙水が一番人間らしいというのはなんとも皮肉です。

魔界の扉編で一度死んだ幽助が魔族の子孫として生き返り霊界特防隊隊員達に放った言葉です。実は人間ではなく魔族だった幽助ですが人間だろうが魔族だろうが自分は自分だという芯の強い姿は主人公らしくてとてもかっこいいですね。 口の悪いところも幽助らしさが出ていて魔族になっても変わっていないことを表している名言ではないでしょうか。

暗黒武術会での鴉との戦闘シーンでの発言です。美しい魔闘家鈴木から渡された前世の実を使用し本来の姿『妖狐』へ戻る蔵馬。蔵馬の使用する魔界のオジギソウにボムで応戦する鴉ですがその姿を見て鴉に言います。 普段、ほかのキャラクターと比較して好戦的ではない蔵馬ですが妖狐の姿に戻ったこともあってか頭に銃を突きつけるようなしぐさをしてのこのセリフはかっこよくてときめいた方も多いのではないでしょうか。

魔界の扉編で巻原の体を乗っ取っていた戸愚呂(弟)は下品かつ下劣な言葉で蔵馬を罵倒しながら攻撃します。戸愚呂(弟)は蔵馬の邪念樹で永遠に幻影と戦い続けることになります。 死ねずに永遠に苦しみを与えるというのはとても残酷に思えますが、人殺しを楽しんでいる戸愚呂(弟は)作品内でも屈指の悪人なので蔵馬にそういわれても仕方がないような気がしますよね。

人間界での育ての母親を助けたい気持ちで盗みを働いた蔵馬は幽助にこのように話します。妖怪が人間に情が生まれることに蔵馬本人も驚いたようですが人間らしい感情が表現されているセリフです。 また、幽助を信頼して自分の気持ちを話したことにより二人の関係が近づいたシーンでもあります。母親を助けたいという一心で自身が犠牲になってもいいという蔵馬は人間味があって感動する名言ですよね。

ゲームバトラーとして戦う天沼に蔵馬は「仙水の目的のために君を犠牲にした。」「負ければ死ぬ」と伝えます。騙されていたとはいえ、仙水の目的を知っていた天沼に容赦なくゲームで応戦します。「負ける気がない」と伝えた蔵馬の表情にも苦悩の様子が伺えます。 相手が子供ということもあり非常に辛い戦いの中、非情な決断を下す蔵馬のセリフに辛い気持ちになった方も多いのではないでしょうか。

過去に人間が妖怪を拷問したり虐殺をしていた様子が撮影されたビデオ「黒の章」を視聴したことにより霊界探偵として妖怪から人間を守ってきた仙水は今まで自分が守ってきたものはなんだったのか。と人間不信に陥りました。 同じ人間の血が流れているのが汚らわしく思っている仙水の最後の言葉です。人間として生まれたことを憎く思っていることがひしひしと伝わりますよね。

仙水は悪性の病を患っており残り半月の命ということを知ります。病を知った時に人間界を離れて、自身が憧れた魔界に行きたいという気持ちが一気に溢れました。 もし、自分の命が残りわずかだと知ったら仙水のように自分の欲望に忠実に生きるのか死を待つだけなのか、非常に考えさせられますよね。病を患ったことも仙水が魔界突入に執着する一つの原因ではないでようか。

最初は敵だった樹にとどめを刺す際に樹が「できればもう一日生きたい、明日ヒットスタジオに戸川純が出る」と妖怪らしかぬ発言をします。 死ぬ間際に放つ言葉ではないようにも思えますが人間よりよっぽど人間らしい姿、言葉に仙水はとどめを刺さずに「俺も毎週見てる」と返します。今まで敵だった妖怪に人間らしさを感じ、仙水は更に魔族への憧れを抱いたのではないでしょうか。

魔界へ行くことにした幽助は蛍子の作った料理を食べながらプロポーズするシーンの名言です。普段はふざけていることが多い幽助が真剣にプロポーズする姿に感動した方も多いのではないでしょうか。 魔界が安全なところではない、生きて帰ってこれるかわからないと不安になっている蛍子に対して結婚するという約束を取り付けることで安心させようとしたのかもしれませんね。幽助が蛍子を大切に想っていることがわかる名台詞です。

幽助の背景に「右ストレートでぶっとばす　まっすぐ行ってぶっとばす」の文字で埋め尽くされている一コマはインパクトがありますよね。読心能力を持つ室田繁と対戦した時のセリフです。 そんな室田に対して幽助がとった行動はひたすら「右ストレートでぶっとばす　まっすぐ行ってぶっとばす」と高速で考え相手が心を読む前に行動するという作戦でした。作戦通り思考を読むのに追いつけなかった室田は幽助に倒されてしまいます。

仙水と戦いに破れ最後に何か言い残すことはあるか？と問われ、放った言葉です。妖怪である樹が出した人間らしさのある一言が仙水に大きなショックを与えこの後の彼を変えていきます。 この後、仙水は樹と他愛ない雑談をします。『妖怪にもいろいろなやつがいるんだな』と妖怪に興味を持ち始めます。意図せず出した言葉が他人の価値観を変えることもあるのだと思い知らされる一言ではないでしょうか。

樹といえばこのセリフという方も多いのではないでしょうか。純真無垢な仙水が傷つき汚れていく様子を見たかったと話す樹はこのように発言します。 それを聞いた桑原は吐き気がすると言い放ちます。蔵馬もその歪んだ思考に「今すぐ殺したい」と言いますが裏男の中にいることで倒すことは叶いませんでした。仙水への異常に歪んだ愛情、サイコパスな発言に衝撃を受けますよね。

仙水が他人を利用してまで魔界の穴にこだわる理由は純粋に魔界へ行きたいという理由だけでした。過去に人間の醜い姿を見て人間に絶望した仙水にとっては魔界に住む妖怪には期待をしたのかもしれないと感じました。 　 誰も傷つけず魔界へ行く方法は無かったのかなと思いますが本来はすごく純粋な人間だということがわかる一言ですよね。

生き途絶えた仙水を抱え、幽助たちに言いました。仙水の死んでも霊界には行きたくないという遺言を受け、樹は二人で時を過ごすことを決めます。純粋な仙水が汚れ落ちていく様子を見たかったと言っていた樹ですが本心から仙水を慕っていたことがわかるセリフです。 散々人を傷つけ暴れまわっていたのに最後は誰にも仙水を裁かせず、二人でゆっくり過ごすなんて身勝手なセリフですよね。

暗黒武術会での対戦相手である呂屠は蔵馬の人間界での母親を人質に取っており、いつでも殺せると脅しをかけます。その脅しにも動じず小石を投げるふりをしてシマネキ草を呂屠に植え付け倒します。その際に発っしたセリフです。 物腰の柔らかい言い方ですが母親を危険な目にあわせた呂屠に対して怒りの気持ちが込められていることが伝わるセリフですね。