「スラムダンク」の心に残る名言30選！泣ける感動の名セリフやかっこいい名セリフを紹介！（2ページ目）

中学時代の試合で劣勢に立たされていた時、チームメイトを鼓舞する為に三井が発した名言です。 どんな状態であっても自分の気持ちは折れないという強い精神力と、自分がチームを引っ張るという強い責任感が伺えるシーンです。チームメイトとしても自分でスーパースターと言えるくらい自信満々なチームの大黒柱がいてくれる事で、安心してプレーができるのでとても頼りになる存在であったと思います。

インターハイ神奈川県予選の決勝リーグ最終戦、湘北高校と陵南高校は死闘を繰り広げ、最後は桜木と小暮の活躍により湘北が勝利し、陵南はインターハイ出場を逃してしまいます。その試合後の監督インタビューで記者に対して田岡監督が言ったのがこのセリフです。田岡監督は、陵南の敗北の責任は全て自分にあると言い切り、全力でプレイした陵南の選手達を称えます。勝ったら選手のおかげ、負けたら監督のせい、という姿勢は、まさに理想のリーダーと言うべき男気と覚悟に満ちていたと感じます。学校でも職場でもこのようなリーダーに出会いたいですし、自分が上に立った時には田岡監督のような考え方でいたいと思います。

インターハイ神奈川県予選の決勝リーグの最終戦、湘北高校と陵南高校の試合で、弱点と思われていた小暮が、湘北の勝利を決定づけるスリーポイントシュートを決めた後に、小暮のことを侮ったことを後悔した田岡監督が心の中で呟いたのがこのセリフです。どんな選手でも勝利を目指して日々努力を積み重ねているのであり、決して侮ってはいけないという当たり前のことを、田岡監督は試合の流れが陵南に傾いている状況ばかりに目が行ってしまい、大事なところで忘れてしまっていたのです。田岡監督はとても指導力・人格ともに素晴らしい人なだけに、とても深い後悔の念が残る試合となったことでしょう。

インターハイ2回戦で湘北高校と山王工業高校との試合で、湘北が試合終盤で追い上げムードになった際に、この試合の流れを作っているのが桜木であることを感じ取った赤木が、心の中で呟いたのがこのセリフです。入部当初、ド派手で不真面目でわがままだった桜木のことを認めていなかった赤木ですが、ついにこの山王との試合の中で、桜木が湘北にとって必要不可欠な選手になったことを赤城が認めたのです。それは赤木が、これまでの桜木の努力と才能を一番身近で見続けてきたからこそ出てきた言葉なのでしょう。桜木の選手としての、そして人間としての成長を、赤木視点で感じることができる感慨深いシーンですね。

インターハイ神奈川県予選の決勝リーグの湘北高校と海南大付属高校の試合において、赤木は重度の捻挫をしてしまいます。マネージャーの彩子はこれ以上の出場を諦めるように赤木に言いますが、その時に、赤木が彩子に対して漏らしたのがこのセリフです。赤木にとって海南は、1年生の頃からずっと戦うことを夢見てきた相手であり、この海南戦は最初で最後のチャンスなのです。たとえ怪我が深刻な状況に悪化する恐れがあったとしても、この試合に出たいという気持ちのほうが赤木の中では勝っていました。赤木のこの試合にかける執念が伝わってくる鬼気迫ったシーンですね。

インターハイ神奈川県予選の決勝リーグにて、海南大付属高校と陵南高校の対決が実現します。海南の牧に対して、陵南の魚住は「神奈川No.1の看板は今日限りでおろしてもらう」と言い、牧が「お前にゃ無理だ魚住」と返した後に、魚住が言ったのがこのセリフです。この言葉には仙道に対する揺るぎない信頼と、自分はチームの縁の下の力持ちとなるという決意を感じ取ることができます。そして仙道はこの魚住の言葉により火がつき、試合では牧と肩を並べるパフォーマンスを披露することになります。信頼と期待を口に出して伝えることは、周囲の人間の心にとてもポジティブな影響を与えることを示していますね。