「化物語」の心に残る名言30選！泣ける感動の名セリフやかっこいい名セリフを紹介！

妹である阿良々木火憐を戒める台詞です。彼女は正義の味方を自称し、危険を顧みずに行動をしていました。そんな妹に暦は釘をさします。 正義とは正しいことではなく強いことだと。強いからこそ「正義は必ず勝つ」のだと。力を伴わない正しさでは、それを実行することが出来ないという戒めですね。歴史は勝者が作る、という言葉と似ており、魅力ある名言です。

多数決についての阿良々木暦の持論を感じられる台詞です。多くの人が賛同すれば、それは正しくなるとし、その一例として、全世界の人間がそう信じれば、地球ではなく天球のほうが回り始めるとまで言っています。 事実、現実世界でも昔から根拠のないデマが支持されるということが度々ありました。彼は「正しさなんて、いくらでも量産可能なのだ」と締めくくります。

千石撫子のいじめに対しての率直な台詞です。短いからこそ真実だと痛感させられますね。本音を語るのは誰しもが難しいもの。どう伝えればいいのか、そもそも伝えたところでどうなるのか。 ただ口にするだけで好転することもあります。現状をそのまま伝えるだけで、手を指し伸ばしてくれる人がいます。そう思わせる名言ですね。

こんなに親しく話せるのに友達がいないのは不思議だという羽川翼に対し、こともなげに言い放った台詞です。高校生にもなって、本当にそう思い行動しているさまが痛々しいですね。 優等生である羽川翼は「え？ごめん、ちょっと意味がわからない」と返します。人間強度という言い方も独特で、いかにも中二病な言葉ですね。

類史上、最も美しい等式と言われている「オイラーの公式」の対比として、阿良々木暦は多数決を持ち出しました。最も醜く、人類が本当の意味で発明したと言えるのは多数決くらいだろう、と締めくくります。そうして場面は学級会の多数決へと移ります。 多数決とは、正しさではなく集団の和を決定づけるものです。平和的とおもいきや、理不尽を押し付ける装置であることが隠蔽されているところが恐ろしいですね。