「鬼滅の刃」の心に残る名言30選！泣ける感動の名セリフやかっこいい名セリフを紹介！（2ページ目）

炭治郎と禰豆子の兄妹愛を見て感動した累が禰豆子を欲しくなってしまい言った台詞です。二人の姿があまりにも羨ましく自分勝手な発言をする累ですが全ては家族の絆が欲しいという想いから。ですが、さすがにそれを聞いた炭治郎は怒ってしまいます。それは当たり前です。絆とはそんなに簡単に手に入るものではないのですから。簡単な事すらわかっていない子供じみた発言ですが、絆に対する執着を感じる台詞です。

伊黒は過去に鬼の蛇の監視下で生まれ、食われるためだけに生かされていました。しかしそんな生活から抜け出した伊黒を当時の炎柱が助けます。しかし家族からは憎まれ居場所がなくなり、鬼滅隊になって思ったセリフです。 鬼がいなければこんな理不尽な世界にならなかった、鬼が憎い、そして人を助けて感謝されることによって自分の居場所を見つけられたという思いがわかるセリフです。

蝶屋敷から炭治郎が去る時に縁側に座って笑顔で言った台詞です。カナヲはおそらく幼少期の体験から自分自身の言葉というものを持っていません。姉のカナエにもらったコインを持っていて、そのコインが出た裏表によってお喋りをするのを決めたりと自分の気持ちの決定権をコインに預けています。炭治郎にもそっけない態度でまだ感情をどうやってコントロールするのかがわかっていないようです。

炭治郎がピンチに陥った時に禰豆子が助けに入り、累が何よりも欲しがっていた家族としての絆を見て思わず発した台詞です。今まで本当の家族の絆というものを知らなかった累はその二人の姿を見て感動します。ですが本当の絆とは何かという事を知らない累は身を挺して助けてくれる事を絆だと思い込んでいます。二人の姿を見て感動する姿は累の悲しい心をより一層想像して悲しくなってしまう一言です。

鬼化してしまった炭治郎を戻す為に自ら攻撃をされながらも言った台詞です。鬼として復活した炭治郎は自我を失っていました。そして仲間の言葉や禰豆子の言葉もわからなくなってしまっていたのです。カナヲはしのぶが残してくれた薬を打ちながら炭治郎が元に戻ってくれる事を強く願います。妹としてずっと守っていた禰豆子の為にも、そして皆、自分の為に戻ってくれるように。

蜘蛛の糸の上であやとりをしながら言った台詞です。家族が欲しかった累は鬼を自分の支配下に置き家族ごっこをします。ですがそれは本当の絆ではなく恐怖で支配しただけの虚しい関係です。それでも累は家族への執着の為にその家族ごっこを続けます。累の言い分にはどの鬼も逆らえません。そんな嘘物の関係性でも累にとっては大切で壊されたくない事が台詞から伝わってきますね。

童磨との戦いが終わり壊れてしまったカナエの形見の髪飾りを握り締めながら心の中で呟いた台詞です。カナエが死んでしまった時にはまだ感情が欠落していた為にカナヲは泣く事ができませんでした。カナエやしのぶ、そして炭治郎と出会った事により自分の意思や感情というものを持つ事ができたカナヲ。カナヲは童磨を倒した時に改めて自分がいかに心の無い人間だったかを思い知ったのです。

戦いが進んでいき傷を負っていっしまっている不利な場面で出た、名セリフです。人間である煉獄杏寿郎は徐々に傷を負っていく一方、鬼である猗窩座は回復し、無傷。誰が見ても不利な状況でも柱として、強き者として自分の中にある信念を崩さない煉獄杏寿郎のかっこよさが見えました。 亡き母との約束でもある弱き人を助けるという信念を崩さない煉獄杏寿郎という人物の生き様が極まって見られるものであり、私たちの心も熱くなるセリフですね。

童磨を倒すために自分を犠牲にし毒を童磨の身体に入れたしのぶはカナヲに止めを刺す事を頼みます。これはそんな悲しいシーンでのカナヲの心の叫びです。カナエの仇でもある童磨はしのぶ・カナヲ達胡蝶姉妹の憎き敵でもあります。その童磨を倒す為に自分を犠牲にして身体に仕込んだ毒で仇を打つつもりのしのぶ。そんなしのぶの死を無駄にしない為にも！というカナヲの心からの言葉です。

累が初登場のシーンで喋ったセリフです。那谷蜘蛛山に入った炭治郎たちへと夜空に浮かぶ月を背景に雲の糸の上から冷たく言い放ちます。その風貌と佇まいは子供の姿をしていても下弦の伍の貫禄が出ています。累は家族の絆を誰よりも大切にしています。それは生前の体験が今もずっと尾を引いているからだと思われます。家族に愛されたいと誰よりも強く願っていた累らしい台詞ですね。

累が首を切られ鬼の姿から人間の心を取り戻した時の台詞です。両親は自分の事を愛してくれていなかったと思い込んでいた累。けれども誰よりも自分の事を愛してくれていた事に気付いた彼は両親に泣きながら謝ります。先にあの世へと旅立ってしまった二人が愛おしい息子を抱きしめながら成仏していくシーンです。最期に両親の愛を知り本当の絆を知った累。地獄に行くのでしょうが３人の絆は永遠に続くのでしょうね。

コインを投げてしか物事を決められないカナヲに対して不思議に思った炭治郎がカナヲに問いかけた台詞の返答です。まるで生きる事に全く執着がないようなカナヲ。もしかすると幼少時代に心が壊れてしまうような経験をしたのかもしれません。けれども炭治郎が蝶屋敷を去る時にコインを使ってどう行動するかを占っていたという事は炭治郎に関しては全く興味がないという訳でもなさそうです。

煉獄杏寿郎が階級甲であった時代、下弦の弍と戦い奥義　玖の型・煉獄を放った場面のセリフです。外伝のお話ですね。この場面で奥義　玖の型・煉獄の技の説明、煉獄杏寿郎の過去である母との弱きものを助けると言う約束からこのセリフが出てきており、読者である私たちも心が熱くなるセリフです。何があっても負けないという煉獄杏寿郎の思いが伝わるセリフで外伝版、無限列車編共に出てくる名セリフです。竈門炭治郎が無限列車以降の物語でも使う、作中きっての名セリフですね。

上限の参猗窩座との戦いのシーンで煉獄杏寿郎に加勢しようとしている、竈門炭治郎に向かって言ったセリフです。腹部を刺され、無限列車から放り出されたことにより、大きなダメージを受けている竈門炭治郎を心配しているのが分かるセリフです。無限列車でたくさんの人を助け、一件落着と思った矢先、更なる強敵上限の参猗窩座が現れ、傷を負っている竈門炭治郎たちを気にしながらも、戦う柱としての煉獄杏寿郎のかっこよさが伝わるセリフでした。

奥義　玖の型・煉獄を放ち、上限の参猗窩座の腕が腹部を貫通し、煉獄杏寿郎の炎刀が首を切り落とそうとしている場面です。致命傷を負いながらもこの千載一遇のチャンスを逃さないという、煉獄杏寿郎の覚悟が見えるセリフですね。倒置法を使うことによって絶対に放さないという煉獄杏寿郎の覚悟の重さや読者である私たちをハラハラドキドキさせるセリフであり、目が離せない場面でしたね。

このセリフは、煉獄杏寿郎が無限列車に現れた鬼と対面し、戦いが始まろうとしている場面で出てきました。煉獄杏寿郎が登場(柱合会議、無限列車)し、初めて戦闘シーンが見れるという場面で炎柱としての決めセリフ的なものとして発した、作中きっての名セリフとも言えるものでしょう。 炎柱である煉獄杏寿郎しか使えないセリフであり、敵(鬼)を必ず倒すという煉獄杏寿郎自身の決意というものが伝わってきて、これからの戦いの展開に期待を持たせるセリフですね。