「コードギアス」の心に残る名言30選！かっこいい名セリフや泣ける感動の名セリフを紹介！

不公平な裁判に出頭しようとするスザクに対し、ルルーシュは逃げるよう説得し、ともに革命を起こそうとスカウトします。しかしスザクは結果ではなく過程が必要なのだと断った時に出た名言です。 規律や規範を重んじる彼の思想を伺えることが出来る台詞ですね。主人公であるルルーシュとは対極の考えであることを示唆していました。

部下であるニーナに向けた、戒めとも取れる台詞です。何事もほどほどに、ということでしょうか。シュナイゼルは「勝ち過ぎると、その先には敗北が待っているから」と考え、決して相手の希望までもを奪わないようにと考えているようです。 一見して美談に聞こえますが、講和の余地を持たせる詭弁とも思えます。治世者にとって何よりも恐ろしいのは奴隷からの革命なのですから。

大量破壊兵器を使用するシュナイゼルへ疑念を向けたコーネリアに対し、彼の持論を持って返した台詞となります。ここには、綺麗ごとだけでは解決できない武力の在り方が語られています。 そうして彼は、心や主義主張はいらないとし、システムと力で平和を実現しようとします。すなわち絶対的な恐怖の象徴をもって民衆を従わせる方法です。

民衆の革命によって滅びようとする中華連邦。その中華連邦がブリタニア帝国にSOSを求めた際のシュナイゼルの台詞です。同盟国を切り捨てた台詞ではありますが、たとえ一時しのぎに救ったとしてもゆくゆくは滅びることを見透かしたのでしょう。 国とは民の共同体です。その民から支持が得られない場合、得てして独裁的にならざるをえません。そのようなものを同盟としたくなかったのでしょう。

ルルーシュの父、ブリタニア帝国皇帝シャルルの演説です。全国民に向けて言ってしまうところが凄いね。そして彼は「不平等は、悪ではない。平等こそが悪なのだ」と締めくくります。競争があるからこそ、進歩や成長があると考えると、正にその通りです。 言葉の通り、彼は王の座を競わせるため自らの子たちを争わせています。しかし、力を持たないものは、ただ奪われるしかないのでしょうか。彼の言葉は心理であると同時に、権力や血筋で物事が決まってしまう恐ろしさも孕んでいるように感じます。

学生たちの前で演説をするブリタニア帝国皇帝シャルルの台詞です。たしかに人間社会以外の全ては弱肉強食かもしれません。今の世の中にある制度も何もかも、わが身を守るための論理です。シャルルは弱肉強食のもと、他国への武力制圧を是としていました。 弱肉教職の世界となった場合、この世はどのようになってしまうのでしょうか。植民地化された日本は、国名を奪われ「イレブン」と数字で呼ばれるようになり差別対象となりました。弱者に救いの無い世界となってしまうのは、恐ろしいですね。

ルルーシュは、シャーリーの仇を討つためにV.V.率いるギアス嚮団を襲撃します。ルルーシュとコーネリアの攻撃に敗北したV.V.からギアスのコードを奪い殺害した弟シャルル。不老不死の力を得た皇帝シャルルは、ルルーシュをアーカーシャの剣に誘い込み、精神攻撃を仕掛けます。その窮地に駆け付けたC.C.が、彼女の願いを実行できる資格を持ったシャルルにコードを引き継がせようとした際に、ルルーシュが叫んだセリフです。 死ぬという願いを代替わりして引き継ぐこともできたにも関わらず、その選択をしてこなかった彼女に思いとどまらせたいという心意気が伝わってきます。C.C.への愛が込められた言葉ではないでしょうか。

Cの世界に入ったルルーシュは、父皇帝シャルルと、亡くなったはずの母マリアンヌに遭遇します。両親は、嘘のない世界を実現するため、ラグナレクの接続を始めますが、Cの世界を形成する全人類の意思に対し、明日が欲しいとギアスをかけたルルーシュ。その願いに呼応したCの世界は、干渉したアーカーシャの剣を朽ちさせます。納得できない両親に、ルルーシュが伝えたセリフです。 V.V.の魔の手を避けるため、シャルルが掛けたギアスで、不自由な生活を余儀なくされたナナリー。歪んだ優しさを受けても、彼女が示した笑顔に間違いはないという想いが伝わります。現実を受け入れ、自分ができることをした彼女の行動に心打たれる名言です。