「NARUTO -ナルト-」の心に残る名言30選！かっこいい名セリフや泣ける感動の名セリフを紹介！（10ページ目）

最初に風車の話をしてからかなり経ってから大蛇丸も考えが変わったことを示しています。しかし、風車の考えは変わらないのでしょう。風に憧れを抱き、自身がなりたくてなりたくて仕方なかったけれど、今では他人が起こした騒動をはたから見ている楽しさを覚えたという描写でした。 やっていることは木の葉の忍者からしたら最低なことではありますが、大蛇丸の信念もまた変わらないということでしょう。

白と共に人を殺めることをしてきた再不斬には、本物の忍になるには人を殺してからだという概念があります。カカシと対決しているときに、まだまだ戦いの経験がないナルトたちに、本物の忍は人を殺してからであるということを伝えるセリフの１つですね。 再不斬は幼い白を拾ってから、本物の忍に育て上げます。そのため白に対しての信頼は誰にも負けません。生きるために人を殺してきたからこそ、木の葉を平和ボケしていると思っているのでしょう。

再不斬がガトーを殺すときに言うセリフです。再不斬は抜け忍となり、白の家柄に伝わる血を見込んで忍に育て上げました。再不斬自身はたくさんの人を殺めてきたから地獄へ行くと覚悟をしていて、白はそんな再不斬に忠誠を誓い必死に戦ってきたから安らかに眠り天国に行ってほしいという再不斬の願いが伝わる一言ですね。 ずっと一緒だった白とここでお別れをして、白には幸せになってほしいと願う再不斬の優しさが心に染み渡りますね。

嫌われた血族の子どもだった白を拾った再不斬には夢がありました。その夢を叶えるためには白の力が必要でした。白はただの道具であっても自分を必要としてくれた再不斬のために生きます。道具としてでも存在を必要としてくれることがとても嬉しかったのですね。 再不斬はそんな白を最初は道具としてだったかもしれませんが、感謝を伝えます。白は死んでしまっていて聞こえなかったかもしれませんが、きっと２人は同じ場所に行き、伝え合ってほしいと思うシーンです。

白の幼少期、父を殺した後に出会った再不斬に「お前みたいなガキは誰にも必要とされない」と言われるが、白はこのセリフを再不斬に言います。きっと再不斬も過去に色々あったのでしょう。この言葉を聞き、ハッとした表情をします。同じ境遇だからこそ、独り身の白を放っておけなかったのは再不斬の優しさでもあります。同じ目をしていると思ったからこそ、白も再不斬についていこうと決心したのでしょう。 何度見ても再不斬と白のシーンは悲しい物語ですね。

写輪眼を持つ幼少時代のオビトを助けた、うちはマダラが語りかけた台詞です。マダラにとって、忍の世界は常に犠牲の上に成り立っていると考えていました。 九死に一生を得たオビトと自分とを重ねているようでした。彼自身も、初代火影を影で支え、そして仲違いの末倒されてしまったからです。たしかに私たちの世界も誰かに助けられて回っていますが、それを犠牲と考えるかはその人の人生観になりますね。

最終決戦の戦闘シーンで、ガイ先生の体術を認めるシーンです。初期から登場するサブキャラが、インフレにおいていかれずにいる漫画は珍しいと思います。 ガイはタイマンでマダラの左半身を吹っ飛ばすなど、あと一歩のところまで追いつめていました。圧倒的な力を誇るマダラに認められることは、仮に敵であったとしても喜ばしいことですね。

自己犠牲の末に瀕死の重傷を負ったオビトに、老人のマダラが諭したシーンの台詞です。傷つき今にも死にそうなオビトと、外道魔像で生きながらえている自分とを重ね合わせているようでした。 忍の里同士の戦闘も、それぞれ誰かに雇われ自らの利益のために戦っているに過ぎません。自国を裕福にしたいという想いが争うに繋がるとすれば、それは悲劇の連鎖と言うしかありませんね。

中忍試験での火影としての台詞となります。試験内容が他国の受験生との戦闘であると告げられ、不満を挙げる受験生に対し一喝しました。 同盟国と共同で中忍試験を行っていますが、歴史を紐解けば過去に争い合っていた敵対国でした。他国とのパワーバランスを図るうえで、中忍試験はその指標としての役割もあったのです。戦う事で里の力を示し、また自身の忍としての有用性を示すよう鼓舞していたわけですね。

かつての教え子「大蛇丸」との戦闘シーンの台詞です。大蛇丸は穢土転生で、初代火影と二代目火影を呼び寄せ、三代目火影との戦闘を強制します。「かつての師」との闘いを余技なくされたヒルゼンの苦渋を表す名言となっています。 初代と二代目の強さに対抗すべく、三代目火影は自らの命をもって彼らを封印し、大蛇丸を撃退することで里を守りました。その後猿飛ヒルゼンは亡くなってしまうのですが、里を守る、という火影の意思は、そうして次世代へ引き継がれていきました。