「鬼滅の刃」の心に残る名言30選！泣ける感動の名セリフやかっこいい名セリフを紹介！（14ページ目）

奥義　玖の型・煉獄を放ち、上限の参猗窩座の腕が腹部を貫通し、煉獄杏寿郎の炎刀が首を切り落とそうとしている場面です。致命傷を負いながらもこの千載一遇のチャンスを逃さないという、煉獄杏寿郎の覚悟が見えるセリフですね。倒置法を使うことによって絶対に放さないという煉獄杏寿郎の覚悟の重さや読者である私たちをハラハラドキドキさせるセリフであり、目が離せない場面でしたね。

上限の参猗窩座との戦いのシーンで煉獄杏寿郎に加勢しようとしている、竈門炭治郎に向かって言ったセリフです。腹部を刺され、無限列車から放り出されたことにより、大きなダメージを受けている竈門炭治郎を心配しているのが分かるセリフです。無限列車でたくさんの人を助け、一件落着と思った矢先、更なる強敵上限の参猗窩座が現れ、傷を負っている竈門炭治郎たちを気にしながらも、戦う柱としての煉獄杏寿郎のかっこよさが伝わるセリフでした。

煉獄杏寿郎が階級甲であった時代、下弦の弍と戦い奥義　玖の型・煉獄を放った場面のセリフです。外伝のお話ですね。この場面で奥義　玖の型・煉獄の技の説明、煉獄杏寿郎の過去である母との弱きものを助けると言う約束からこのセリフが出てきており、読者である私たちも心が熱くなるセリフです。何があっても負けないという煉獄杏寿郎の思いが伝わるセリフで外伝版、無限列車編共に出てくる名セリフです。竈門炭治郎が無限列車以降の物語でも使う、作中きっての名セリフですね。

上限の参猗窩座と戦い始めた場面で冷静に敵の技の分析をしている場面の一言です。煉獄杏寿郎自身初めての上限との戦いで強敵である上限の参猗窩座の技を数回受けただけで状況を把握し、勝つためには近づいて頸を切るしかないという状況判断能力、決断力が見えるセリフです。敵が強いと分かっている場面で勝つためには近づくしかないという咄嗟の判断と普通だったら躊躇ってしまう場面で即座に行動に移した煉獄杏寿郎の強さが分かるものでした。

元下弦の鬼である響凱の屋敷で初登場したキャラクターです。初登場時は、猪頭の被り物を被ったムキムキの男性として現れ、敵か味方かも分からなく登場。セリフにもあるように猪のようにまっすぐ進む嘴平伊之助を表すセリフとして、作中代表のセリフですね。普段は聞くことがないであろう猪突猛進という言葉。鬼滅の刃を見るまでこの言葉を聞いたことがある人の方が少ないと思います。現在では、猪突猛進＝嘴平伊之助というように彼を表す代名詞のようなものになっていますね。

我妻善逸を痛めつける嘴平伊之助に竈門炭治郎が怒り、戦闘が始まった場面です。鬼殺隊員同士の喧嘩のため刀を使っていない戦闘シーンですが、嘴平伊之助の特徴とも言える柔軟性を披露した場面で子供のように自慢する嘴平伊之助と嘴平伊之助の体の心配をする竈門炭治郎のセリフもあり、殺伐とした戦闘シーンの雰囲気ではなくなっています。2人のやりとりを見て、直前のピリつくような雰囲気からクスッと笑ってしますような雰囲気に変わるセリフでしたね。

このセリフも善逸を痛めつける伊之助に炭治郎が怒り、戦闘が始まった場面です。このセリフから、伊之助は意外にも難しい言葉を使うなと感じますね。行動などからは野生児のイメージが強い彼ですが乳児期に母猪、幼児期に山の麓の老人に百人一首を読み聞かせられて言葉を覚えたため小難しい言葉を使うそうです。伊之助はこのセリフのように要所要所で小難しくも、印象に残るセリフを言います。そういう面も含め、嘴平伊之助というキャラクターを楽しめるものとなっていますね。

那田蜘蛛山編で母鬼が操る首無しの敵との戦闘場面です。藤の花の家紋のおばあさん、竈門炭治郎から優しくしてもらった場面でこの”ホワ”という表現が使われています。人にあまり優しくされたことがないであろう嘴平伊之助がホワホワすることに対する、照れ隠しのようなものからこのセリフを言ったのだと思います。物語を通して、様々な人と触れ合っていく嘴平伊之助。彼が色んな人と出会い、人間味を帯びていく様子が見えてくるのも作中の重要な見どころの一つですね。

那田蜘蛛山で傷を負った嘴平伊之助、蝶屋敷で療養中の場面父鬼に勝てず、水柱である冨岡義勇に助けられた嘴平伊之助。自分は強いと思っていた矢先、敵に敗れてしまい落ち込んでいる様子がすごく伝わってくるセリフです。このセリフを言った場面の嘴平伊之助の落ち込み方、セリフがカタカナで書かれているところなどが私としてはとても面白いポイントだなと感じました。

無限列車編で下弦の壱魘夢との戦闘場面です。敵の血鬼術を破るために夢の中で自分の頸を切ろうとする竈門炭治郎。しかし、それは罠でそれを静止した嘴平伊之助。敵との戦いの最中、冷静な判断ができている彼の姿が見えるセリフでした。これまで敵は全て俺が倒す！といったイメージが見られた嘴平伊之助。この場面で竈門炭治郎を助け、二人で協力する描写より、2人の関係性がよくなっていると感じる場面でもありましたね。

上限の弍童磨との戦闘で自分の母の思い出を思い出し、童磨に怒る場面です。自分の母が童磨に殺されたことを思い出した嘴平伊之助。元夫に虐待をされ、逃げてきたところで鬼に殺された母を不幸で可哀想な人だという童磨に怒り、彼の怒りがすごく伝わるセリフの一つでありました。蟲柱胡蝶しのぶをどこかであったことがあると感じていた嘴平伊之助。それが母であったことを思い出し、その2人を殺した鬼童磨と巡り会うという伏線に驚きましたね。

鬼の王無惨との最終決戦の場面です。無惨との戦いで多くの隊士が亡くなり、自分たちを庇って手足を失った柱達を見て、無惨に対しての怒りが現れたセリフです。これまでの物語で多くの仲間と出会い、最終決戦で死んでしまった。生物は死んだら土に変えるだけだというセリフを無限列車編で言っていたことより、このセリフを言った場面の嘴平伊之助の心情がとても強く感じれますね。

無惨を倒し、みんなが安堵している際、竈門炭治郎が鬼になってしまった場面です。このセリフの直前、修行中の回想で誰かが道を踏み外したらみんなで止めようと話している場面があります。止めようとする嘴平伊之助でしたが自分に優しく接してくれた竈門炭治郎を斬ることは出来ないと泣いてしまう私たちも泣いてしまうセリフでした。このセリフは、作中きっての名セリフの一つであると思います。初登場時から肉体面だけでなく、精神面でも成長した嘴平伊之助を感じれるものでしたね。