「虎杖悠仁」の名言10選！泣ける感動の名セリフやかっこいい名セリフを紹介！

吉野順平に人を殺したことがあるかと聞かれた虎杖はないと答えますが、もし悪い呪術師と戦うことになったらどうするのか問われます。虎杖はそれでも一度人を殺してしまったら「殺す」という選択肢が自分の生活の中に入り込んできてしまうのを止める為に殺したくないと答えた後に出る名言です。虎杖は初めから呪術師ではなかったので普通の高校生の感覚を忘れていなかったからこそ出た名言だと思います。

主人公の虎杖悠仁は東京都立呪術高等専門学校の転入が決まり初めに学長と面談をしますが、学長に何しに呪術高専に来たかを問われます。虎杖悠仁は祖父の遺言もありましたが、両面宿儺の指を喰べるのは自分にしか出来ないことだと、その使命から逃げて自分には関係ないと言い聞かせる人生はゴメンだと言った後に出た名言です。 自分の死(秘匿死刑)が決まっていても自分の生き方に恥じない覚悟を決めていることがこの名言からも伝わりますね。

吉野順平は自分の母親を誰かに殺され、それがきっかけで自分が通っている学校にいた生徒たちを次々と襲います。虎杖悠仁は順平を止めようと戦いますが、順平は人の命の価値という持論を並べて虎杖には関係ない、奪える命を奪うことを止める権利は誰にもないと言います。 虎杖は人の心がまやかしだと思っている順平を何言ってんだかひとつもわからないと一蹴しました。このことから、虎杖は順平が偏っている思想を正しいと思い込んでいるのが間違いだと気づかせたかったのかもしれません。

起首雷同編で伏黒恵と釘崎野薔薇と三人で任務に当たっていましたが、伏黒の姉の津美紀に危険があることが分かり伏黒は一人で任務を遂行しようと二人に何も言わずに目的地まで行きます。そのことを察していた虎杖と釘崎は目的地にいて伏黒を諭す時に言ったセリフです。 普段から自分のことを話さない伏黒ですが、このセリフは伏黒の心を開かせてくれそうですよね。

特級呪霊の真人に吉野順平を殺され、戦闘の最中初めて人を殺してしまったので正しい死とは何か分からなくなってしまった虎杖は七海建人に正しい死とは何かを問います。七海も分からないと答えますが、虎杖がいたことで命が救われたと虎杖を励まします。弱いと死に様も選べない、正しい死に導けないと分かった虎杖はもう決して負けないと誓うのでした。

死滅回遊に秤金次の協力が必要でしたが高専側の人間だと不審がられてしまい虎杖悠仁と伏黒恵は話を聞いてもらえずにいました。しかし粘り強い虎杖の「熱」によって秤も心を動かされました。自身を部品だと揶揄し部品には役割があると秤に言っていましたが秤が首を縦に振るまで諦めていない目が虎杖の覚悟を物語っていましたね。

中学校の同級生で虎杖悠仁に恋心があった小沢優子は東京で虎杖と一緒にいた釘崎野薔薇に話しかけ、ファミレスで話を聞くことにしました。話を聞いた釘崎は虎杖を呼び出し直接会わせようとしますが、中学生時代の太っていた姿と現在の痩せて風貌が変わっている姿の小沢では虎杖が気がつかないで誰？と言ってしまうのではないかと危惧します。しかしちゃんと小沢優子だと覚えている虎杖のこのセリフは女子がキュンとしてしまいますね。

渋谷事変編での死闘の末に七海建人は特級呪霊の真人に体を触れられて殺されてしまいます。その際に七海は「後は頼みます」と虎杖に遺言を託します。 既に罪の意識から精神面的に限界を迎えていた虎杖でしたが東堂葵の言葉で冷静さを取り戻し、七海の遺言を思い出しながら真人との闘いの最中でこの名言があります。七海が教えてくれた呪術師というものが何か、そして託された遺言をしっかりと受け止めたことが分かる名言です。

呪胎戴天編で特級呪霊と戦い両面宿儺と入れ替わった虎杖悠二でしたが、戦いが終わっても入れ替わることが出来ず宿儺に体を乗っ取られてしまいました。そして宿儺は伏黒恵の所まで行き虎杖の心臓をとり自分と入れ替わったら死んでしまうようにして虎杖を人質に取ります。 伏黒と戦った後に虎杖は宿儺と入れ替わりますが、心臓を取られているので死に際に伏黒に遺言を遺します。自分が死ぬ時まで他人を思いやれる虎杖の性格がわかる名言です。

渋谷事変編の最後で真人との壮絶な戦いの末に遂に追い詰め、真人を祓おうとした際に虎杖は俺はオマエだと認めます。そしてそれを否定したかったが今はただ殺す、新しい呪いとして生まれたら何度でも殺すと真人に言います。 この時の虎杖は完全に獲物を狩るような目をしており、どちらかというと動物の本能に近く感情が全くありませんでした。自分のことを歯車の一部でしかないと感じながらも虎杖はこの戦いでようやく自分の役割を見つけられた名言だと思います。