「フル・フロンタル」の名言10選！かっこいい名セリフやワクワクする名言を紹介！

フル・フロンタル率いるネオ・ジオン残党軍の袖付きは、ラプラスの箱を保有するビスト財団との譲渡交渉に向けて、ジンネマンを交渉人として送ります。交渉が進む中、袖付きは、箱の開放の阻止を目的とした連邦と戦闘状態となり、交渉は決裂します。このセリフは、フロンタルがジンネマンから任務報告を受けた際に答えたものです。 交渉の阻止に来ていたミネバを救出できなかったことや、箱の鍵を受け取れなかったことを、ジンネマンは重く受けとめていたため、気に病むなという想いが伝わってきます。不測の事態が起きたとしても、悲観的に捉えず、逆にその困難を乗り越える力に変換させる言葉ではないでしょうか。

フル・フロンタル率いるネオ・ジオン残党軍の袖付きは、ラプラスの箱を保有するビスト財団と、箱の譲渡交渉中に、箱の開放の阻止を目的とした連邦と、戦闘状態になります。そのことで、交渉は決裂し、箱の在りかにつながる鍵であるユニコーンガンダムは、連邦のネェル・アーガマに収容されることになります。鍵の奪取のため、シナンジュに乗り、ネェル・アーガマへ強襲する際に、フロンタルが発したセリフです。 相手の力を見定めようとする冷静さが伝わってきます。ノーマルスーツを着用せず、通常の3倍の速度で移動する姿も含めて、かつて赤い彗星とよばれたシャア・アズナブルが発した言葉に類似しており、その能力の高さが伺えます。

ラプラスの箱の鍵となるユニコーンガンダムの奪取のため、収容された連邦のネェル・アーガマを強襲したフル・フロンタル。圧倒的な力を示したことで、ユニコーンの出撃を促し、パイロットのバナージも含めて、その捕縛に成功します。袖付きの拠点であるパラオに戻り、バナージと会談した際に、フロンタルが発したセリフです。 バナージと直接会話をしていく中で、ネオ・ジオン残党のみならず、スペースノイドがこれまで地球連邦の支配体制で受けてきた実情を知ってほしいという想いが伝わってきます。16歳の学生であったバナージが、色々な物事を知らない中で、この騒動に巻き込まれていることを理解した言葉ではないでしょうか。

袖付きを率いるフル・フロンタルは、ラプラスの箱の鍵となるユニコーンガンダムの奪取のため、収容された連邦のネェル・アーガマを強襲し、その捕縛に成功します。袖付きの拠点であるパラオに戻り、バナージと会談後、バナージが「あなたはシャア・アズナブルなんですか」と問いかけた際に、フロンタルが答えたセリフです。 増えすぎた人口対策により、宇宙へと移民したスペースノイドは、地球連邦政府の圧政体制を打破するために、彼らの宿願である自治権の確立を何としてでも成就させたいという決意が感じられます。自身がシャアではないと認めた上で、宿願が叶う前に散った者たちの願いを集約させて、行動していることが伺えます。

バナージやミネバ達を乗せたネェル・アーガマは、ラプラスの箱の存在を知りすぎたため、同属の連邦軍から追われる身となります。その際、フル・フロンタル率いる袖付きに助けられ、共同戦線を受け入れます。フル・フロンタルは、彼らに自らの思想であるサイド共栄圏を提案している際に述べたセリフです。 第二次ネオ・ジオン抗争時に、小惑星アクシズの地球落下を防いだアクシズショックの光。あたたかな光を全人類が見たにも関わらず、地球圏に平和が戻ることがなかったことを憂いているのが伝わってきます。地球圏に住む人類が分かりあうチャンスがあっても、現状の体制を維持しようとした地球連邦の姿勢に見限っている様子が伺えます。

バナージやミネバ達を乗せたネェル・アーガマは、フル・フロンタル率いる袖付きに助けられ、共同戦線を受け入れます。袖付きの母艦レウルーラ内で、バナージと共に地球で旅をしたジンネマンの様子を見て、フロンタルが話したセリフです。 連邦に家族を殺され絶望したかつてのジンネマンであれば、同属のネェル・アーガマに収容された際に、占領する気概があったはずですが、その行動をしなかった彼の心の変化に対し、冷静に見極めようとする想いが伝わってきます。袖付きの兵として、自分の指示を迷いなく実行できる存在であるかを分析し、例えそうならない場合のことも想定しているようにも見受けられます。

バナージ達を乗せたネェル・アーガマと、フル・フロンタル率いる袖付きは、共同戦線を結ぼうとした中で、ラプラスの箱の使い方を巡って、両者の意見はまとまりませんでした。袖付きに行動を制限されたネェル・アーガマのクルー達の奪還作戦が進む中、バナージがユニコーンガンダムに搭乗するのを待ち構えていたフロンタル。彼が答えた箱の使い方について、フロンタルが発したセリフです。 地球を見限り、スペースノイドの独立を手に入れる為なら、人を越えた存在である自分が使うことが相応しいと想いが伝わってきます。単純な理屈で、相反する立場の人々が、まとまることは決してないと断言している気がします。

ラプラスの箱を強奪しようと、メガラニカにあるビスト邸を襲ったフル・フロンタル。サイアム・ビストから箱の継承者に指名されたバナージとの最終決戦の際に、彼が搭乗するユニコーンガンダムや、リディが乗るバンシィが放つ光を見て、フロンタルが発したセリフです。 ユニコーンやバンシィがまとう光は、人々の希望が集約して発せられたものですが、その光だけでは宇宙や自身を暖めることはないという想いが伝わってきます。フロンタル自身もかつて、アクシズショックを見ていますが、その発せられた光をどれほどの人々が目にしたとて、混沌とした世界を変えられなかったと実感したからこそ出た言葉ではないでしょうか。

ラプラスの箱を巡り、バナージが搭乗するユニコーンガンダムとの最終決戦に臨むフル・フロンタル。戦いの中で、フロンタルは、バナージを宇宙世紀のこれまでの時の流れを共有し、完全な虚無である宇宙の時の果てに導きます。その空間でバナージの想いに呼応したユニコーンによって放たれた光に包まれたフロンタルが発したセリフです。 何度も困難に直面しながら、出会いや死に別れた人々の想いを託され、道を切り開いてきたバナージの放つ光に、空にしてきた冷たい自身の心が暖められている様子が伝わってきます。人々の可能性を認めてこなかった彼が、始めて実感した暖かさを目の当たりにしたからこそ発した言葉ではないでしょうか。

ラプラスの箱を巡り、バナージが搭乗するユニコーンガンダムとの最終決戦に臨むフル・フロンタル。戦いの中、シナンジュに乗るフロンタルは、バナージを完全な虚無である宇宙の時の果てに導きます。そこでバナージの想いに呼応したユニコーンの光に包まれた後、さらにフロンタルから流れ出たララァの光により、シナンジュは灰になっていく際に、フロンタルが発したセリフです。 フロンタル自身も、様々な思惑から造られた強化人間でした。その役目を全うしようと、心を閉ざし、スペースノイドの繁栄を願いましたが、暖かな心を持つバナージに、その願いを託します。このセリフは、バナージに対して感謝の意を含めているようにもみえます。