「バナージ･リンクス」の名言10選！泣ける感動の名セリフやかっこいい名セリフを紹介！

ラプラスの箱を巡り、コロニー内で戦闘が行われる中、オードリーを救出するためにメガラニカに向かうバナージ。混乱の最中、箱の鍵となるユニコーンガンダムの破壊を試みていた父であるカーディアス・ビストと偶然再会し、彼から機体を託されます。父が爆炎に呑まれた瞬間、封印していた父の記憶を呼び覚ましたバナージが、機体を発進する時に述べたセリフです。 幼少時に共に過ごした父の記憶を忘れていたことや、ビスト一族の呪縛に囚われないようと離別した母の想いに謝罪するとともに、父の願いが込められた機体に乗って、オードリーを助けに行こうとする決意が伝わってきます。己の可能性を信じて突き進む時に一助となる言葉です。

袖付きに捕縛されたバナージとユニコーンの奪還作戦が決行されます。脱出したバナージは、マリーダが操縦するクシャトリヤと対峙します。ニュータイプ同志の戦闘は、NT-Dを発動させて、ラプラスの箱に関する情報を引き出すために、フル・フロンタルが仕組んでいました。クシャトリヤが撃墜する寸前で、2人の間に精神感応が起きます。これは、マリーダの過去や心の傷を垣間見た際に、バナージが彼女に語ったセリフです。 彼女の悲しい過去を素直に受け止め、その事実を消せないことも承知の上で、より良い未来を目指そうとするバナージの想いが伝わります。悲しみを受け入れることができない方に参考となる言葉ではないでしょうか。

バナージはエコーズ隊のダグザと共に、箱の手掛かりとなる情報を得るため、ユニコーンガンダムに搭載されているラプラスプログラムにより、目的地として指定された首相官邸ラプラスの跡地に向かいます。到着後、バナージは袖付きのMSと戦いますが、相手のコックピットを残したまま機体を次々と攻撃不能にしていきます。その戦い方を忠告したダグザに、バナージが発したセリフです。 ユニコーンガンダムの武器は、作品中の一般的な武器と比較して、かすめただけでも撃墜する程の威力があり、無駄な殺し合いをしたくないという気持ちが伝わります。ひとりひとりの命を大切に思い、その時どう行動するかを考えさせられる言葉です。

首相官邸ラプラス跡地の残骸調査中に、バナージに心の在り方を説いたダグザは、ユニコーンガンダムのNT-Dを発動させて、ラプラスの箱に関する情報を得るために、自らの意志で機体から降ります。その後、フル・フロンタルが搭乗するシナンジュと交戦中に、ダグザはバナージの目の前で殺されてしまいます。バナージは、その激しい怒りからNT-Dを発動し、シナンジュに切りかかっていく際に発したセリフです。 フロンタルを何としても撃墜したいという強い気持ちが伝わります。しかし、この後怒りに任せた行動が思わぬ結果を招くことになります。やり場のない怒りとどう向き合うべきかを考えさせる言葉ではないでしょうか。

バナージは、ジンネマン達と共に、プログラムが指定したオーストラリア大陸のトリントン基地を目指します。同大陸は、かつてジオン軍が一年戦争で宇宙からコロニーを落とした場所でした。また連邦軍は、戦争終結後に地球に降下していたジオン軍の残党狩りが頻発し、ジンネマン達の家族は虐殺されていました。カークスの呼掛けで散り散りになっていた残党兵が結集し、トリントン基地へ攻撃を始めます。怨念返しの何が悪いのかと静観するジンネマンと会話する中で、無益な争いを阻止したいバナージが発したセリフです。 負の連鎖を断ち切りたいという想いが伝わってきます。悲しみを受け止め、前へ進むヒントになる言葉ではないでしょうか。

バナージが、トリントン基地を目指している中、カークスの呼掛けで結集したジオン残党軍が、基地へ攻撃を開始します。残党軍の機体は旧型が多く、連邦軍の最新鋭の機体に次々と撃破される中、ロニが操縦するシャンブロは、市街地を破壊しながら、基地に向けて進行していました。残党軍による怨念返しの蛮行を阻止するため、単独でシャンブロに立ち向かっていく際に、バナージが発したセリフです。 以前怒りに任せて、撃ち落とそうとしていたフル・フロンタルではないギルボアを殺めてしまった自身の過ちを二度と繰り返したくないというバナージの決意が伝わってきます。自分を見失いそうになった時に支えになる言葉ではないでしょうか。

ジオン残党軍で過去に両親を連邦軍に殺されていたロニが操縦するシャンブロは、街を無差別に破壊しながらトリントン基地に進行していきます。バナージは、復習心にかられた無益な戦い阻止するため、彼女に何度も説得を試みます。ロニは本作戦で親代わりになっていたカークスを失ったことに絶望すると、シャンブロは暴走します。それでも止めなければならないと発したバナージのセリフです。 自分の経験からロニを救いたいという気持ちが伝わります。バナージの怒り以外の強い意志に、始めてユニコーンガンダムが共鳴して、NT-Dを発動させることになります。思い通りにならず挫けそうな時に背中を押してくれる言葉ではないでしょうか。

バナージ達は宇宙に帰還し、フル・フロンタル率いる袖付きとの共同戦線を受け入れます。しかし、ラプラスの箱の使い方を巡って、両者はまとまることができませんでした。箱の最終座標をフロンタルに知られ、反撃のチャンスを狙っていたネェル・アーガマのクルー達も捕えられてしまいます。苦境の中で、オットー艦長の檄から艦内の指揮系統の奪還作戦が始まります。その最中、MSデッキ内でフロンタルに取り押さえられ、彼に箱の使い方を尋ねられた時に答えたバナージのセリフです。 これまで対立する立場にいる人達の生死を見てきた彼の想いが伝わります。対立する片方を排除せず、分け隔てなく接したいと思った時に背中を押す言葉です。

マリーダは、フル・フロンタルの提唱するサイド共栄圏構想に反対にまわったミネバに賛同します。また、マリーダは強い意志で、過去に家族を殺されたことで長く苦しんでいたジンネマンの呪縛を解き放ちます。アンジェロは、フロンタルの配下の立場にいるジンネマンの弱くて不安定な心を責めたことに対して、バナージが答えたセリフです。 ラプラスの箱の真実を知るため、様々な場所を巡り、多くの絶望を体験し、自分の心を見失うことなく未来を切り開いてきた彼の想いが伝わってきます。人は弱くて問題ないですし、例え苦境に立たされても許し合い、認め合い、支え合って生きていくことができる存在と実感できる言葉ではないでしょうか。

バナージとミネバは、メガラニカで、彼の曽祖父であるサイアム・ビストと対面し、ラプラスの箱の正体を告げられます。サイアムは、ラプラス事件のテロに関わった際、宇宙世紀憲章に「未来」という条文が書き記された石版を手に入れ、それを秘匿したい連邦政府と取引をして、箱を封印してきました。またサイアムは、時代の閉塞を鑑みて、未来の条文で予言された真のニュータイプたる人物に、箱を譲渡したいと考えていました。サイアムとの会話の中で、バナージが答えたセリフです。 自分の可能性を信じて、幾多の困難を乗り越えてきた彼らしいひと言です。困難から希望を見出したいときに背中を押してくれる言葉ではないでしょうか。