「中島敦」の名言3選！泣ける感動の名セリフやかっこいい名セリフを紹介！

泉鏡花の価値を戦うことだけだ、と言う芥川龍之介に、怒りを込めて言い放ったセリフです。 泉鏡花の境遇に自分の境遇を重ねてこのセリフを言ったのだと思います。心優しく、人に同情しやすい中島敦の性格が見えますね。また自分の境遇が地雷なのが良く伝わってきます。怒りと悲しみが入り混じってるように感じ巻いた。また自信がない人にこのセリフはとても響くだと思います。

中島敦の乗った電車で敵がやってきたときのセリフです。その時彼は自分のせいでこの事件が起こった、と自責します。昔から生きている価値がないと言われた中島敦は当時のことをフラッシュバックして絶望に染まりそうになりました。 しかしすぐこのセリフが頭の中に浮かんだのです。彼は自己評価が低いどころか、死んだ方がいいとさえ思っていましたが、この時彼は希望が見えたのです。自分を奮い立たせる勇気があることが分かるセリフです。切なく、一途で、ひたむきな感情が込められていると思います。

芥川龍之介との戦いで自分は弱いと言った後、それでも長所があると中島敦は言います。なんだ、と問う芥川龍之介に中島敦はこのセリフを返しました。 その後中島敦は劣勢だったところから猛反撃を繰り広げます。自己評価の低い彼が自分を認めた瞬間と言えましょう。ここからの展開が非常に楽しみになる、戦いのゴングが鳴った瞬間を表していますね。