「小湊春市」の名言3選！かっこいい名セリフややる気が出る名言を紹介！

春の都大会で投手陣が打ち込まれて敗退した青道高校。片岡監督は新戦力の発掘を兼ねて、1年生と2・3年生の対抗試合を行います。2・3年生の気迫に、1年生は圧倒されて試合は進む中、沢村が打席に立ち、振り逃げで始めて出塁します。しかし、2者連続三振であっさりとツーアウトになってしまいます。監督からこの回の攻撃で試合を終えると言われ、試合を諦めている1年生部員達に対し、春市が発したセリフです。 どんなに自信を打ち砕かれても残り1アウトから点を取る気迫を示してほしいという想いが伝わります。自分を見失ってしまっている時に、一度間を置き、落ち着かせて、前を向くためのヒントになる言葉ではないでしょうか。

夏の甲子園予選の準決勝で、青道高校は、真木擁する仙泉学園高校と対戦します。真木の長身から投げ下ろす落差の大きい変化球と、チャンスに強い御幸との対戦を避ける鵜飼監督の作戦により、青道は苦戦を強いられます。6回表の攻撃で、ツーアウト満塁になり、片岡監督はエース丹波を替え、春市を打席に送ります。追い込まれた後、真木の投じたカーブを打ち返し、前進守備のレフトが捕球しようとした際に、春市が叫んだセリフです。 エースを交代する決断をした監督の期待に応えて、逆転してチームを勝利に導きたいという想いが伝わってきます。相手選手が飛びついて捕球しようとする場面に、思わず自分も同じように叫んでしまう言葉です。

1・2年生の新チームになった青道高校は、全員野球ができず、秋季大会予選を苦しみながら通過します。一方、片岡監督は、本選終了までチームを率いた後、辞任する決断をします。監督の話を聞いた3年生は、引退試合を早めて、本選前に下級生との試合を計画します。その試合で3年生から監督の話を聞いた1・2年生達は動揺しますが、御幸が本選で優勝して春の甲子園に出場し、辞任をやめさせようと声を掛けます。その後、春市が心の中で発したセリフです。 御幸の言葉から新たな目標を見出し、それを叶えたいという想いが伝わります。守る亮介の頭上を越える打球を放つ姿から、幼少の頃から憧れる兄を越えるという意味も込められた言葉です。