「ガンダム」の心に残る名言30選！かっこいい名セリフやワクワクする名言を紹介！（8ページ目）

バナージと共に、箱の手掛かりとなる情報を得るため、ユニコーンガンダムに搭載されているラプラスプログラムにより、目的地として指定された首相官邸ラプラスの跡地に向かうダグザ。その後、バナージは袖付きのMSと戦いますが、相手のコックピットを残したまま機体を次々と攻撃不能にします。補助席からその戦い方を忠告したダグザが、バナージに発したセリフです。 殺し合いを望まず、その行動をしていたとしても、いずれその行動が自分や大切な仲間を失うことにつながる可能性があることから、甘い気持ちは捨ててほしいという想いが伝わってきます。命のやり取りの際、どう行動するべきか、考えさせられる言葉です。

首相官邸ラプラス跡地の残骸調査中に、バナージは、フル・フロンタルが搭乗するシナンジュと交戦状態になります。しかし、補助席にダグザが搭乗しており、バナージは、ユニコーンのNT-Dを発動させて戦うことを躊躇います。その後、ラプラスの箱に関する情報を得るために、自らの意志で機体から降りる際に、バナージに伝えたダグザのセリフです。 補助席からNT-Dの発動条件を見ていたダグザは、バナージの素直な心に反応していることに気づきます。例えこれからどんなことが起きようとも、自分の心を大切にして未来を切り拓いてほしいという想いが伝わります。どのような立場にいる方でも、役割があると気付かせてくれる名言です。

首相官邸ラプラス跡地周辺で、バナージは、フル・フロンタルと交戦状態になります。しかし、補助席にダグザが搭乗しており、バナージは、ユニコーンのNT-Dを発動させて戦うことができないため、一度跡地の残骸の中に避難します。フロンタルが乗るシナンジュを待ち構えていたダグザは、単身で攻撃を仕掛けますが、通じません。フロンタルに殺される前に、バナージにダグザが発したセリフです。 バナージに、その素直な心で、ユニコーンをラプラスの箱に導き、その正体を解明してほしいという想いが伝わってきます。死を覚悟した中で、殺そうとする相手を見ず、バナージに向けて敬礼するダグザの姿に、思わず涙がこぼれてしまう名言です。

ザフト軍のラウ・ル・クルーゼの隊は、地球連合軍のG兵器奪取の為ヘリオポリスを襲撃します。コロニーの外で、ラウはジンに乗ってムウの駆るメビウス・ゼロと戦います。 ラウとムウはお互いに何かを感じ合っており、それを「不幸な宿縁」と彼は表現しています。物語序盤から二人の只ならぬミステリアスな関係を匂わせ、味のある演出が際立っていますね。

行方不明の婚約者ラクス・クラインを捜索する任についたアスラン。彼が「彼女を助けて、ヒーローのように戻れということですか」と言うと、隣でラウは平然と答えます。 ラウのダークな冗談とも、本気とも取れるこの台詞。彼はアスランの上司ですが、仮面をつけており得体の知れない雰囲気を出しています。味方なのか、敵なのかバランスの取れた演出で、非常に気になる存在に仕上がっていますね。

アークエンジェルの地球降下作戦の際、地球連合軍第8艦隊とクルーゼ隊は交戦します。アスランやニコルの戦い方を甘いと評価するラウは、撤退する敵艦隊も容赦なく撃ち落とします。 台詞は正論ではありますが、非情でもあります。仮面を被ったラウ・ル・クルーゼ隊長の本性が垣間見られる場面。物語が進むにつれて、少しずつ彼の恐ろしい部分が明らかにされていきます。とてもテンポの良い展開ですね。

ストライクガンダムを撃ったアスランはザフト軍へと戻り、上官であるラウ・ル・クルーゼと再会します。ラウはアスランの活躍を褒めたたえて、彼が特務隊へ転属となったことを告げます。 戦争を終わらせたいと言うラウですが、簡単には彼の言葉を信じられない得体の知れない何かを感じてしまいます。しかし、アスランの反応から、彼はラウを信じているようにみえます。ラウの気味の悪い魅力が光っていますね。

地球連合軍アラスカ基地で、ラウ・ル・クルーゼに捕まったフレイ・アルスター。ザフト軍へ連行された彼女は、部屋に戻って来たラウに銃口を向けます。そんな彼女にラウは、アラスカ基地で自分と出会った時点で、フレイは死んだ身となったことを説明します。 生死に関して全く興味を持っていない、そんな無機質さを感じさせるラウの台詞です。彼の不気味さと計算高さが伝わってきますね。

地球連合軍とオーブが戦っている最中、水面下ではザフト軍がその様子を眺めていました。イザークは隊長のラウに、何故フレイ・アルスターを捕虜として扱わないのか問いかけます。 ポエムのような言葉でイザークを煙に巻くラウの台詞。ザフト軍である彼ですが、行動には謎の多いキャラクターです。本作での丁寧に描かれた人間ドラマ、そして多くの謎、「ガンダム」シリーズが核である部分は引き継ぎながらも、進化していることが感じられますね。

ムウは見事敵のナスカ級ヴェサリウスを撤退させることに成功。アークエンジェルは、キラの乗るストライクに帰還命令を出します。ザフトのイザークは、自分にも撤退命令が出ているにも関わらず、キラのストライクに執拗に攻撃を仕掛けます。 アスランの制止も聞かず、ストライクを攻撃し続けるイザーク。彼のまだ若くて直情的な性格がよく表れている台詞です。撤退命令を守ろうとするアスランとは、対照的な存在として印象を残しています。彼の今後の活躍に期待してしまいますね。

覚醒したキラのストライクとの戦いで負傷したイザーク。彼は復讐の鬼と化し、デュエルガンダムで執拗にストライクを追いかけます。二機が大気圏内に入った頃、アークエンジェルからの避難民を乗せたシャトルがデュエルの眼前に。彼は叫びながら、ライフルの引き金を引きます。 イザークの冷酷な一面が伺えるとても恐ろしい場面です。本作品は大変丁寧に作られており、人間ドラマがアニメとは思えない程に高いクオリティを誇っています。

キラの乗るストライクを自爆して撃ち落としたアスラン。負傷した彼はオーブ側に発見されると、治療を受けたのちザフトへ戻されます。戻って来たアスランに、イザークは怒鳴りつけます。 アスランの無事を喜んでいるはずのイザークですが、素直ではない彼の性格が良く表れていますね。初めは好戦的な印象の強かったイザークですが、多くの仲間の死を経験して成長していきます。物語中盤のこの台詞辺りが、イザークのターニングポイントに思えます。台詞自体も愛らしいですね。

アズラエルはオーブ連合首長国との戦闘で、三機の新型モビルスーツをテストします。しかし、戦闘中にパイロットが異常を来して一時休戦。地球連合軍の艦長は、戦いを望まないオーブから何度も会談の要請が来ていることをアズラエルに告げます。 物語後半に登場した新しいキャラクターのムルタ・アズラエル。彼の台詞から、敵とみなした国とは話し合いをせずに即排除する、そんな危険思想が感じられます。また彼の厭味な口調が、悪役として更なる嫌悪感を視聴者に抱かせることに成功していますね。

核ミサイルをザフトの本国に撃ち込もうとするアズラエルと、レーザー兵器ジェネシスの破壊を優先しようとするナタルが衝突。アズラエルは銃口を向けると、エキセントリックに叫びます。 冷静を装っていたアズラエルが、ついに正体を現した瞬間。銃を取り出して子供のように叫ぶことで、彼の精神的に弱い部分が露呈してしまいます。ある意味、時代に合った人間らしい敵役なのかもしれません。余談ですが、演じている声優の槍山氏が非常に素晴らしくて、アズラエルがよく生きています。

成り行きで二度もストライクガンダムに搭乗したキラ・ヤマトに、ムウは整備を頼みます。しかし彼は、自分は兵士ではないと言って拒否。そんなキラに、ムウは優しく諭すように話しました。 ムウのこの言葉で、結果キラの友人たちは艦の仕事を手伝うことに決め、キラもまた自分のやれることをやろうと決心します。ムウの穏やかな口調で言ったこの台詞。シンプルですが、そっと背中を押してくれるような優しさを秘めていますね。

奪われたガンダム4機と激戦を繰り広げたキラは、アークエンジェルに帰還した後もストライクのコクピットから出てくることが出来ません。心配したムウは、ハッチを開けると優しく声をかけます。 今まで経験したことのない恐怖を味わったキラ・ヤマト。混乱する彼の心にムウの言葉が響きます。キラのことをしっかりと面倒をみるムウの姿が、とても格好良くて素敵な名場面です。

第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦。敵艦ドミニオンから発射された陽電子砲ローエングリン。回避行動が間に合わないアークエンジェルを守るため、ムウは損傷したストライクガンダムを盾にします。 これまでも数々の困難を乗り越えて、仲間を助けて来たムウ・ラ・フラガ。最後も、恋人であるマリュー・ラミアスの指揮するアークエンジェルの危機を救います。突然の展開に、不意を突かれた視聴者も多いのではないでしょうか。以前彼が自分に使った台詞、「不可能を可能にする男」。それを最後に持ってくる制作側の演出が、泣けるほど素晴らしいですね。

アークエンジェルはオーブ領内へ入り、前代表首長ウズミ・ナラ・アスハとの会見します。彼は艦内に自分の娘カガリがいたから、助けたわけではないことを明言します。 一国の代表であるウズミの台詞。作中は殆ど娘のことを話す場面はなく、良識と威厳のある人物として描かれています。しかし娘のことを「馬鹿娘」と呼んでいる所から、彼の娘への愛情の深さが伺えるのではないでしょうか。細かい点ですが、優しさがとても感じられますね。

連合軍のオーブ解放作戦。オーブの敗北が決定的になったとき、ウズミ・ナラ・アスハは連合軍の狙いであるマスドライバー施設とモルゲンレーテ社を爆破して運命を共にします。その直前、娘であるカガリと最後の別れの場面。 口数の決して多くない父親だったのではないでしょうか。しかし、台詞から娘のことを誰よりも深く愛していることが伝わってきますね。そしてカガリの方も、そのことを十分に感じていたように推測できます。あまりに突然で、早すぎる別れに涙が零れてしまいます。

新型のガンダムの隠し場所を特定することに成功したバーニィとアル。疲れて眠ってしまったアルを、バーニィはクリスの家まで送り届けます。そして、二人は玄関先で別れます。 バーニィとクリスが一緒にいる場面は多くはありませんが、これからお互いが気になる存在になっていく雰囲気が伝わってくる場面。それだけに、物語の結末が非常に辛いものとなっています。

基地に潜入したサイクロプス隊は、些細なことから連邦軍に見破られてしまいバーニィ以外が壊滅状態に。彼は何とか瀕死のシュタイナー隊長を連れて脱出します。死ぬ間際に新型のガンダムについて尋ねる隊長に、バーニィは安心させようと嘘の報告をします。 隊長のシュタイナーとは逆に、経験も浅くて演技も下手なバーニィ。それでも彼が、隊長を安心させようと嘘をつくこの場面は、涙を誘います。彼の優しい性格がよく伝わってきますね。

クリスの乗るアレックスに、バーニィのザクII改は撃破されてしまいます。万が一、作戦が失敗した時のために彼がアルに残した映像記録。そこには、バーニィの最後の願いが収められていました。 余りにも悲し過ぎる結末。バーニィの「誰も恨まないでくれ」という願いは、胸を締め付けられます。彼はアルに取って、最後の最後まで優しいお兄さんでした。

連邦軍のシロー・アマダは、輸送艇で地球へ向かう途中に味方の救難信号をキャッチします。ボールにて出撃して敵のザクと相打ちとなり、宇宙空間へ流されたシロー。彼は敵パイロットのアイナと生きるために協力します。大きな地球を目の前に、彼は言います。 台詞から、命を大事にしようという彼の強い意志と理由が伺えますね。若き軍人であるシロー・アマダを待っている未来とは、一体どんなものなのでしょう。この彼の台詞は、誰に対しても当てはめることが出来るのではないでしょうか。

地球の東南アジア戦線に配属されたシロー・アマダ少尉。第08MS小隊の隊長として皆の前で訓示を行います。 シローの性格を一番に表している名台詞ですね。まだ若いためか、理想主義が目立ちますが、しっかりと自分を持った人物だと評価できるのではないでしょうか。爽やかな好青年が、これからどのような活躍をするのか期待できる格好の良い訓示です。

第08MS小隊はジオン軍の試作兵器アプサラスと再び遭遇。戦闘中、シローの陸専型ガンダムとアイナのアプサラスは空へと流されてしまいます。再会を喜ぶ二人は、共に協力して生きる方法を探します。ヒマラヤ山脈に不時着して滑り落ちるアプサラス。シローはガンダムで必死で食い止めようとしますが……。 敵も味方も関係なく、生き残ることへ強い執着を持つシロー。ギリギリの状況に陥ったときの彼の叫び、正直な気持ちがよく伝わってきますね。シローの余りにもストレートなこの愛の告白は、作中に強烈な印象を残しています。

アプサラスとの戦闘後、シロー・アマダはスパイ容疑で審問会議にかけられます。その席で、彼はアイナとのことを考え発言します。その結果、シローは嘲笑を浴びせられ謹慎処分に処せられるのでした。 戦争のような状況では理解されにくいかもしれません。しかし解かりあえる敵と出会ってしまったシローだからこその、この台詞なのでしょう。色々と意見はあると思いますが、人間としては大切な気持ちではないでしょうか。

ゲリラの村がジオン軍に襲われ、シローの隊は救援に向かいます。仲間を殺されたゲリラは復讐を望みますが、シローは異を唱えます。そしてジオン軍のザクを仕留めることに成功。しかしジオン軍は降伏を受け入れず、対人兵器を使ってゲリラを殺そうと……。彼はそれを止めるため、自らの手で敵兵の命を奪うのでした。 理想を掲げる若き軍人シロー・アマダの名台詞。結果は彼の望むものではありませんでした。しかし、彼の言葉からは「若さ」、「優しさ」、そして「正しさ」を感じました。どれも人生で非常に大切なものばかりですね。

ソレスタルビーイングのMSガンダムエクシアの圧倒的な武力に魅了されたグラハム。旧スリランカの内紛の武力介入を終えて帰投するエクシアと、洋上で出会ったグラハムは一戦を交えますが、性能で圧倒され撤退します。その後、ユニオンの対ガンダム調査隊に転属となったグラハムが、同部隊の技術主任に招聘されたエイフマン教授との会話で発したセリフです。 ガンダムを捕獲するため、自身が搭乗する機体フラッグを、パイロットの負担を無視して、1週間で改良してほしいとエイフマンに無茶なお願いをするグラハム。ガンダムと早く再戦したいという想いが伝わってきます。ガンダムに一目惚れしたグラハムのユーモア溢れる名言です。

アザディスタン王国では、保守派のリーダーが何者かに拉致されたことにより、内戦を危惧したマリナは、ユニオンに軍事支援を要請します。その後、太陽光発電関連施設内で発生した内紛を、ソレスタルビーイングのロックオンは狙撃で一時収めますが、戦争屋のサーシェスが施設を破壊して撤退します。ユニオンの要請で出兵したグラハムが、ロックオンと対峙した際に発したセリフです。 ロックオンが命中を確信する程の射撃に対し、エイフマンが強化したフラッグを、急速接近中に脚部を飛行形態に切替え、回避します。絶体絶命の中で生まれた超絶技巧な操縦に自画自賛した名言です。瞬時に自身の名を冠してしまうことに思わず笑ってしまいます。

ユニオン・AEU・人革連の3陣営は、テロリストの攻撃からからタクラマカン砂漠の濃縮ウラン埋設施設を防衛するため、合同の大規模軍事演習を実施します。ソレスタルビーイングの武力介入を想定していた3陣営は、介入した4機のガンダムを鹵獲するため、各軍のMSを大量に投入し、長期戦に持ち込みます。ユニオンのオーバーフラッグス隊の隊長となったグラハムが、疲弊したロックオンが乗るガンダムデュナメスに、フラッグで突撃し、押し倒した際に発したセリフです。 ガンダムデュナメスとは一度対峙したものの、物別れになってしまったことから、自身の手で必ず鹵獲したいという想いが伝わってきます。ガンダムへの愛に溢れた名言です。