「ブライト・ノア」の名言11選！かっこいい名セリフやワクワクする名言を紹介！

サイド7を出港したホワイトベースは、シャアの乗るザクと戦闘に入ります。初めての実戦で、アムロは辛うじてシャアを退けます。帰還した彼を、ブライトはひとりの兵士として扱い叱咤するのでした。 ホワイトベースを任された若い士官候補生のブライト・ノア。台詞から、まだ若干19歳で軍歴も半年程度の彼が、非常に精一杯やっている姿が伺えます。また、彼に圧し掛かっている相当なプレッシャーが感じられますね。

ルナツーへ寄港したホワイトベース。ワッケイン司令はブライトたちを歓迎するどころか、軍の機密兵器を使用した罪で拘束します。そんな中、ルナツーへ奇襲攻撃を仕掛けてくるシャア。アムロたちはガンダムで応戦しようとしますが、司令は軍規を盾に銃を向けてきます。ブライトは銃の前に立つと、勇ましく指令に問いかけるのでした。 ブライトのリーダーとして非常に格好の付いた名場面。このようにワッケインとは対立していたブライトですが、物語後半に司令がシャアのザンジバル級に沈められた際は涙を流して悲しみます。作中、数え切れない程の人間ドラマが繰り広げられていますね。

セイラは、コアファイターで出撃したアムロに帰還命令を伝えます。その横でカイは、「無理っすからさ」と作戦の失敗を馬鹿にしたように笑います。ブライトは彼の態度に我慢できず、思い切り殴りつけるのでした。 作中、ブライトが厳しい態度でアムロに接する場面は多く観られますが、カイに対して怒ることは意外にもあまりありませんでした。そう言った意味では、これは珍しいシーンです。艦の中で多くの個性がぶつかり合って、複雑な人間関係になっている様子が伝わってきますね。きっと彼ら自身も、混乱の中で必死に生き延びようと戦っていたのでしょう。

戦闘が始まっても、部屋に籠って出撃することを拒否するアムロ。言い訳ばかりをして任務を果たそうとしない彼の態度に、ブライトはいい加減腹を立てると彼を引っぱたきます。 ブライトに頬を叩かれて余計にへそを曲げるアムロでしたが、彼のこの台詞には心を動かされます。この場面で、アムロとブライトは比較的長い間話をしています。その結果、二人の関係に変化が起きていますね。腹を割って話をすることの重要性が、アニメながら非常によく伝わってくる名場面ではないでしょうか。

地球での敵基地攻略の際、ガンダムでの出撃命令を無視してガンタンクで出撃したアムロ。ブライトは帰還した彼を叱責します。 ブライトの台詞から、彼が軍人として軍規に添って行動を取っていることが伺えます。一方アムロは軍人ではないため、自分の考えで臨機応変に行動を取り始めます。二人の性格の違いがよく表れていますね。結果、二人は作中で何度も衝突していきます。衝突を繰り返し理解を深めていく二人の姿は、非常に迫真性が高く美しささえ感じてしまいます。

自分たちの立場にそれぞれ疑問を感じたハヤトとカイたちは、ホワイトベースをバギーで抜け出します。アムロに対して他の者よりも気を使い過ぎていたのではないかと問うミライ。ブライトは、彼女に自分の見解を述べます。 ブライトの告白から、彼がアムロに特別な何かを感じていることが伺えますね。徐々にアムロのことを認め頼りにしていく過程がよく描かれています。アムロが優秀なパイロットであるからなのか、またニュータイプという概念が関係しているのか、物語が面白く盛り上がっていく展開が楽しめます。

窮地に陥ったガンダムを助けるため、負傷したリュウはコアファイターでマゼラトップに特攻を仕掛けました。ホワイトベースのクルー全員が、彼の死を悼みます。ブライトもまた、膝をついて嗚咽するのでした。 激しく真情を吐露しているこの台詞から、ブライトに取ってリュウがどれだけ大きな存在だったかが痛いほど伝わってきますね。視聴者の方も、思わず一緒に涙を流してしまったのではないでしょうか。

新しくスレッガー中尉を加えたホワイトベースの一行は、南米のジャブロー基地を出港します。夕焼けの中、一斉に飛び立つフラミンゴの群れに感動するクルーたち。ブライトも笑顔を見せます。 いつもは厳しい表情で激を飛ばし、指示を出しているブライトですが、今回は柔和な笑顔を見せています。彼の穏やかな一面が垣間見える貴重な瞬間ですね。戦闘シーンの多い本作において、非常に珍しい場面です。些細な台詞ですが、非常に興味深いですね。

宇宙要塞ソロモン攻略時、被弾して一旦帰還したスレッガーの身を案じるミライ。そんな彼女の様子に気付いたブライトは、個人通話を使って直接声をかけます。 台詞から、ブライトがミライのことをいつも気にかけていたことが伺えます。そして、彼女のスレッガーへの気持ちにも気付いていたのでしょう。派手さはありませんが、ブライトらしさがよく伝わってくる名場面ではないでしょうか。

宇宙要塞ア・バオア・クーでの最終決戦。要塞内で戦いを続けるクルーたちの頭の中に、アムロの声が響きます。彼らは声の指示する通りに、小型艇ランチで要塞からの脱出を図ります。遠くの爆炎に包まれるホワイトベースに敬礼をするブライトは、静かに呟きました。 物語最後、アムロのニュータイプとしての能力がクルーたちの命を救った感動の名場面。ブライトのこの台詞から、彼がアムロのことを完全に認めていることが伺えます。多くの仲間の死を共に乗り越えて来た二人。きっと、彼らにしか分からない強い想いがあるのでしょう。物語のテーマである「ニュータイプ」が、最後にもきちんと活かされた美しい結末です。