「ゴール・D・ロジャー」の名言10選！かっこいい名セリフや座右の銘にしたい名言を紹介！

航海に連れて行って欲しいとねだるペドロへの言葉です。幼いペドロの気持ちを押さえつけるのではなく、「出番」を待つという形で今回は我慢してもらっています。ペドロもそういうことならと納得した様子です。 上手な説得の仕方であるのと同時に、ロジャー自身は本当に「人には出番がある」と思っているのでしょうね。実際、「最後の島」に辿り着いたロジャーは「早すぎた」と納得しています。どんな人にも「出番」があるということは覚えておきたいですね。

公開処刑の場で“海賊王”ゴールド・ロジャーが言った「大海賊時代」幕開けの名言です。“ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）”を見つけるべき誰かのために、“全世界の人々を海へ駆り立てた”言葉です。 まさにワンピースのはじまりの名言で、ルフィの冒険もこの言葉の影響でスタートします。読者としても、思わず冒険したくなってしまいますね。

島の反対側に白ひげの船が上陸したと知った時の言葉です。戦うことも海賊のコミュニケーションの一つなのでしょうか、ロジャーも白ひげも実に楽しそうにしています。 ロジャーは自身の余命が短いことを自覚しているので、命に関する発言が多めです。やりたい事をして思いきり楽しんで生きていくことこそ大切なのだと教えられます。

クロッカスから余命一年と言われても笑い飛ばしてこの発言。命に対する覚悟が決まっているといった印象です。それでいてやりたい事も多く、じっとしている時間がもったいないといった風ですね。 長生きできればそれが一番ですが、ロジャーにはその時間がありません。悔いの残らない生き方という意味では、急ぐのもありだと思わされますね。

「最後の島」の場所がわかったと知り、出向はいつにするかとレイリーに問われた時の言葉です。余命が短いということもあるかもしれませんが、それよりも“じっとしていられない”ロジャーの少年性を感じます。 とんとん拍子にテンポ良く進むロジャーの冒険譚は読んでいて快感です。どんなことも先延ばしにせず、思い立ったその時が一番いいタイミングとしておくといいですね。

本当にあった“莫大な宝”を目の前にしての言葉です。涙が出るほど笑っていたロジャー海賊団は、一体何を見たのでしょうか。全体の流れを見る限り、目の前に“莫大な宝”はあるものの“手に入れた”というような表現はありません。 後に“早すぎた”と言っているので、手の届かない宝とその内容に大笑いしていることが想像できます。もしそうだとしたら、自分が手に入れられないという状況において大笑いできるのは人間としての器の大きさを感じます。

“ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）”の正体を知ったロジャーが、ラフテルを命名した名シーンです。Laugh（笑う）＋Tale（物語）で「笑い話」と訳せます。先の大笑いシーンからの命名なので納得です。 ますます“ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）”がどんなものなのか気になりますが、ロジャーはネーミングセンスもいいですね。手に入れることのできなかった大笑いな大秘宝を島名にするという、チャーミングな一面が見えます。こんな余裕のある人間になりたいですね。

ロジャー海賊団を解散する時の言葉です。「最後の島」への航海を終えたとはいえ、本来ならばすぐに解散する必要はないはずですが、ロジャー自身が先が短いこともあり即解散となりました。最後の冒険を終えた直後のこの判断は、ロジャーがさっぱりした性格だということが伺えます。 この後、みんなで酒を飲み、一番にロジャーが下船します。別れを惜しみ涙することもなく、非常にクールな別れ方です。ロジャー海賊団の美学だとばかりにされるそんな別れ方に、逆に感動させられます。

解散宣言後、仲間達と酒を飲みながら話した言葉です。なぜか海王類の声が聞けるロジャーは、最後のラフテルでの出来事と以前聞こえた海王類達の話・魚人島でのまだ幼いマダム・シャーリーの予言の内容を総合して、こう話しました。 「おれの息子だろうな」と冗談めかしたりしていますが、海賊として自分こそが手に入れたかったはずですし、見届けられないことは心残りなはずです。全力を尽くしても叶わないこともあるのだと考えさせられます。

余命短いとされるロジャーが下船する際、副船長のレイリーに言った最後の言葉です。この言葉がどういう意味なのかは明かされておらず、聞いたのもレイリーだけですが、深く胸に刻まれているようです。 ロジャーの性質的に無責任な安心感を与えるためではないはずなので、物理的な死ということではなく精神的な意味だと思われます。全ては、“ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）”を見つけることができた時にわかるのかもしれません。それにしても、こんなことを言われたら心に響いてしまいますね。